みなさんの周りに
「この社長、ケチだなぁ」と感じる方はいるだろうか。
文房具や会社の備品等を注文する際、一つ注文するのに徹底的に熟考する人。
そして考えた挙句とりあえず安い方を選択する人。
えてしてこういう社長のいる会社は赤字だ。
なぜならば決断できないタイプだからだ。
つまるところ、毎月の固定費の大部分を占める家賃や駐車場代や水道光熱費等は値切る
なり、理由をつけるなどして安くするに越したことはない。
しかし、毎日のちょっとした出費については社長がとやかく言うレベルではないと
私は感じている。
実際、黒字社長の多くは洗濯機や冷蔵庫等の動作が多少遅くなろうとも大切に使っていたし、家賃の交渉等も実際に行っていた。
一方、従業員が必要と感じたものは二つ返事で了承していた。
私はかつて集客力を上げたいために自社でHPを手直ししてくれと当時の所長から
依頼されたことがあった。
当然HPの知識がない私はネットで調べて見よう見まねで作り上げたが、一目でHPにお金を
かけていないのがバレバレなそれはおそまつなHPだった。
会社的にはHPを再構築するとなると当然費用がかかるが、従業員にしてもらえればタダで
仕上がる。
クオリティを無視するのであればこの方法が得策だ。
しかしHP本来の意味は集客することにあるにもかかわらず、目先の損得を取ってしまったがために一向に集客力は向上しなかった。
この時私は
「やっぱり餅は餅屋だな」と痛感した。
翻ってあなたの会社はどうだろうか。
自社にとって必要なことにお金をつぎ込めているだろうか。
ささいな金額で一喜一憂するより、大局的に物事を捉える癖を今からつけよう。
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