経営者の中には数字に興味がある人と興味がない人の二通りしか存在しない。
これは紛れもない真実だ。
私の経験上、数字に興味がある社長は全体の3割程度だと感じる。
残りの7割は数字に無頓着だ。
なぜ興味がないのか。
自分なりに考察した結果、
・毎月赤字だから興味を持っても仕方がない。
・毎月黒字だから興味を持っても仕方がない。
の二通りに集約された。
前者と後者は結果は同じだが、思考が全く異なる。
前者は赤字の原因を外に見出し、
「この業界はもう終わりでしょ。自社の強みなんてないから数字を見てもねぇ」
一方後者は黒字の要因を中に見出し、
「うちはハイクオリティーを売りにしてるからね。リピーターも多いし同業種の人との
繋がりもあるから何か面白いことできないかなと考えてるんだよね。
数字は一応見るけど、今月も黒字でしょ」
といった感じだった。
財務にメスを入れる立場から言わせて頂くと両社は財務の違いこそあるものの
えてして話を聞かないため、私の立場から言わせてもらうと心の底から応援しにくい。
財務パートナーはフリーランス専門でやらせて頂いているが、
「数字に興味のあるフリーランス専門」でやっていこうかと考えている。
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